私はFXを2014年から始めて9年目になる兼業トレーダーです。
ほぼ安定的に月平均10万円ほどのFX収入を得ることができるようになってきました。
トラッキングトレードでは約400万円の運用資金を投入して、月平均3万円くらいの収入を得ています。
トラッキングトレードとは、自分でが決めた値幅(エントリも利確も同じ値幅)と買いか売りかの設定で、自動的に売買をくり返してくれるFXブロードネット社のサービスです。例えば、値幅を1円・買いと設定すると、まず設定時に新規エントリします。1円上がったらそこで利確決済+新規エントリします。1円下がったら新規エントリが増えます。下がっていく場合はポジションが設定値幅(この例だと1円幅)でナンピン的に増えます。上がっていくと順次設定値幅(この例だと1円幅)で決済され、ポジションがなくなる時には必ず1ポジションは持つようにエントリされます。トラッキングトレードを停めたいときは自分で設定を取り消します。
本記事では、私がトラッキングトレードを利用して行っている自動売買についてまとめます。
- トラッキングトレードを利用する理由
- トラッキングトレードの設定
1. トラッキングトレードを利用する理由
私はトラッキングトレードを2019年4月から利用しています。今後も利益が増えれば少しずつ運用資金を増やしていきながら利用を継続していこうと考えています。
その理由は以下の通りです。
- 2020年コロナショックを乗り切り、少しずつではあるが利益を積み上げていける実感を持てたこと
- 売買設定がかなりシンプルでわかりやすいこと
- ガチンコバトルという代表トレーダー4名による運用バトル企画がとても参考になること
- 相場の急変動に追従してくれること
- 手動売買(裁量トレード)におけるポジポジ病を抑えることに効果があること
2020年コロナショックを乗り切り、少しずつではあるが利益を積み上げていける実感を持てた
2020年コロナショック時、手動売買(裁量トレード)では損切りが遅れて含み損が増え、更なる下落の恐怖に耐えきれずにほぼ底値(最悪値)で損切りをしました。
トラッキングトレードについては、コロナショック相場でも耐えられる資金で運用していたことが幸いし、コロナショック時の大きな変動をうまく捉えてくれて、含み損は増えながらもコツコツと利益を積み上げていました。そして、コロナショック後の上昇相場にもうまく追従してくれました。
以下が最近1年の損益をグラフにしたものです。

①の緑色の線が決済をして実際に得られた損益の月毎の累計です。②の赤色の線が決済前の含み評価損益(月末時点の値)です。7月から記録を残し出したので6月以前は線がありません。③の青色の棒グラフが①と②の合計でポジションを全決済した場合の損益です。
上のグラフから、①の決済損益累計は右肩上がりで、②の評価損益は上下しながらも右肩上がりで、③の損益合計は4月から10月までマイナスでしたが11月からプラスに転じてきています。
2020年3月のコロナショック以降は相場に恵まれこともあるかもしれませんが、無理のない資産管理を続けていけばコツコツと利益を積み上げていけると思いました。
売買設定がかなりシンプルでわかりやすい
トラッキングトレードの売買設定はかなりシンプルでとてもわかりやすいです。
まずスマホアプリでログインします。その次に画面一番上のトラッキングトレードを押します。すると以下の画面になるので上から順に設定していきます。基本的にこれだけです。

左の図(スマホでは下の図)がスマホアプリのログイン後の最初の画面です。
“トラッキングトレード”を選択
↓
下の図へ続く

上の図から続き
↓
“OK”を選択
↓
下の図へ続く

上の図から続き
↓
“トラッキングトレードを開始する”を選択
↓
下の図へ続く

上の図から続き
↓
“注文設定”を選択
↓
下の図へ続く

上の図から続き。
設定するのはたったの5項目です。
↓
(1)”通貨ペア”を選択
(2)”ボラティリティ参考期間”を選ぶとその下の”想定変動幅”が自動的に入力されます
(3)”想定変動幅”は自分でも変更できます
(4)”ポジション方向”を選択
(5)”対象資産”に自分が運用する金額を入力します。これによりどれくらいの値幅間隔で売買を繰り返すかが決まります
↓
上記の入力が完了したら”テンプレート表示”を押す
↓
下の図へ続く

こちらの図は入力例です。

上の図から続き。
上記で設定した内容で良いか確認します。
“登録”するとトラッキングトレードが始まります。あとはシステムが自動で売買してくれます。
上記のとおり、設定はとても簡単です。
上記以外にも、収益の高い設定がランキングで公開されており、その設定をコピーして設定することも可能です。
登録確定前には、自分の運用資産でとこまでの価格変動に耐えられそうかを損切り価格等を見ながら確認しておくことが大切です。
ガチンコバトルという代表トレーダー4名による運用バトル企画がとても参考になる
ガチンコバトルは、4名の代表トレーダーがトラッキングトレードのデモ口座にて運用実績を競う企画です。各トレーダーのトラッキングトレード設定や設定の考え方が公開されており、とても参考になります。


相場の急変動に追従してくれる
相場は時には1日で大きく動く時があります。通貨にもよりますが100pips下がってすぐに元に戻るようなことがあります。当然設定によりますが、このような値動きをトラッキングトレードはしっかり捕まえてくれます。手動売買ではチャートに張り付いていないとできないことです。チャートに張り付いていたとしても相当なトレードスキルがないと極めて難しいことだと思います。
仕事や子育てなどで色々と時間が必要なので、トラッキングトレードが自動で売買してくれることは生活においてとてもうれしいことです。
手動売買(裁量トレード)におけるポジポジ病を抑えることに効果がある
FXをやるにあたり、手動売買(裁量トレード)は楽しいものです。色々と分析して自分の考えで売買をして利益が出た時はすごく満足度が高くなります。
しかし、うまくいかないと感情的になりエントリ回数が増えてしまうポジポジ病やついつい損を巻き返すために通貨量を増やしてしまいがちです。
自動売買を設定しておくと、”自動売買でも新規エントリもなければ利確決済もない。これは待つべき時だな”と冷静になれます。
トラッキングトレードを利用することで危険なトレードが格段に減りました。
2. トラッキングトレードの設定
トラッキングトレードは概ね以下の要領で実施します。
◆通貨ペア
- USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、AUD/JPY、GBP/JPY、CHF/JPY、CAD/JPY の7通貨ペア
◆時間足
- 月足、週足の最高値、最安値を見ながらレンジを決める
◆チャートパターン
- トラッキングトレードでは考慮していない
◆インジケーター
- トラッキングトレードでは考慮していない
◆ライン
- 月足、週足で引ける水平線、トレンドライン
- 一方向にしか相場が動いていない通貨は取引きしない
◆エントリ
- 1エントリあたり1000通貨
- 損切りはトラッキングトレードで自動設定
- マイナススワップの大きいポジションは持たない
- 値幅は基本的に広めに取る(目安100pips以上)
- 手動売買のポジポジ病対策のために小さめのエントリ値幅設定も入れておく
◆決済
- トラッキングトレードの仕様により、「エントリ値幅=決済利益」
- トラッキングトレードにトレール設定はない
◆トラッキングトレード設定











まとめ
FXブロードネットのトラッキングトレードに関する記事は以上です。
2020年にコロナショックを経験した際に、無理のない設定で続けていけば資産形成につながる実感が持てたので私は今後も使い続けていきます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
興味がわいたり、さらに詳細を調べてみたいと思われた方はこちらからFXブロードネットのホームページをご確認ください。