【FX】資金管理は評価損益(含み損益)とレバレッジをGoogleスプレッドシートに毎週記録してしっかりチェック

FX記事

FXでは資金管理が大切と言われています。

資金が無ければそもそも取引できません。

一気に稼ぎたいがために資金を大量に投入して狙いが外れると資金を大きく減らしてしまうことになります。

資金が減ってしまうとそれを取り戻すために無謀なトレードに走りさらに資金を減らしかねません。

このようなことにならないようにするため資金管理が必要です。

資金管理で実施することは以下の2STEPです

目次
  1. STEP①:口座にログインし口座情報(口座状況)を確認する
  2. STEP②:確認した結果をGoogleスプレッドシートに記録してチェックする

STEP①:口座にログインし口座情報(口座状況)を確認する

資金管理で確認するのは、証拠金維持率、レバレッジ、評価損益(含み損)です。

これらをFX口座にログインして確認します。

以下の図はマネースクエアの口座(トラリピを運用中)を表示したものです。

この中から、証拠金維持率、レバレッジ、評価損益(含み損)を確認します。

口座情報(口座状況)の確認画面

STEP②:確認した結果をGoogleスプレッドシートに記録してチェックする

STEP②では、STEP①で確認した結果をGoogleスプレッドシートの表に記録します。

Googleスプレッドシートの表に記入

表に記録したものをグラフ表示します。

Googleスプレッドシートでグラフ表示

証拠金維持率とレバレッジの両方をグラフ表示すると見にくくなるのでレバレッジを表示しています。

期間は過去1年分を表示しています。

グラフを見ながら以下のポイントを確認します。

  • レバレッジ(証拠金維持率の場合はレバレッジと上下が逆になります)
    • レバレッジが上がり過ぎていないか 【目安は5倍以下(証拠金維持率だと500%以上)】
    • 新規エントリや決済した場合にどれくらいレバレッジが動いたか
    • 相場の動きに対してどれくらいレバレッジが動いたか
  • 評価損益(含み損益)
    • 評価損益(含み損益)の金額を見て自分のメンタルがどう動くか (レバレッジも合わせて見る)
    • 評価損益(含み損益)がどれくらいの値幅で動いているか (レバレッジも合わせて見る)

レバレッジを見て、新規エントリして良いか、損切りした方が良いかを判断しましょう。

レバレッジが高い時は新規エントリしない、レバレッジが高くなり過ぎたら損切りするのが資金を守るための基本です。

一方、トレンドライン、水平線ではサポートやレジスタンスが見えやすいのでトレードの機会を得やすくなります

コロナショックの経験からレバレッジは5倍以下には抑えておきたいところです。人やポジションの持ち方等によって許容値は異なるでしょうが5倍でも結構リスクあると思います。

新規エントリや決済した場合にどれくらいレバレッジが動いたかを把握しましょう。資金に対してどれくらいの通貨量で取引すれば良いかがわかってきます。

相場の動きに対してどれくらいレバレッジが動いたかを把握しましょう。どれくらいの相場の値動きに耐えられるのかがわかってきます。

評価損益(含み損益)の金額を見て自分のメンタルがどう動くかを把握しましょう。

含み損の金額を見てソワソワし出す金額が自身のメンタルの許容を外れるところです。

その場合は損切りを覚悟してポジションを減らしましょう。

取引により利益が上がり資金が増えて来ると含み損は同じでもレバレッジは低下します。

含み損の金額だけでなくレバレッジも合わせて見るようにしましょう。

評価損益(含み損益)がどれくらいの値幅で動いているか、最大の金額、最小の金額を把握しましょう。

把握するにはある程度の期間が必要です。最初からポジションを増やしてしまうと値幅を把握する前に

資金が枯渇なんてことになりかねないので少ないポジションから始めましょう。

評価損益(含み損益)の値幅、レバレッジの倍率の幅を把握することが無理のないトレードを継続することにつながります。

以上のSTEP①、②はわずかな時間でできるので週に1回は確認して大切な資金を守っていきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました。